東京スカイツリーを見ることのできる亀戸の香取神社は、「スポーツ新興の神」としても有名な神社です。
その昔平将門の乱が起こった際に、討伐使だった俵藤太秀郷が、この神社で必勝祈願を行い、乱を平定したことから、武将をはじめ剣豪などから信仰され、「勝利」を司る神として祭られています。
亀戸香取神社の基本情報
・御祭神:経津主神(ふつぬしのかみ)・武甕槌神(たけみかづち)・大己貴神(おおなむち)
・御神徳:必勝・合格
・住 所:東京都江東区亀戸3-57-22
・駐車場:なし
・最寄り駅:JR総武線・東武亀戸線/亀戸駅より徒歩10分
・開門・閉門時間:9:00~17:00
・御朱印授与時間:9:00~17:00
・御朱印の初穂料:300円
・公式サイト:http://katorijinja.jp/
・公式Facebookページ:なし
・公式ツイッター:なし
亀戸香取神社の御由緒
藤原鎌足公が665年(天智天皇4年)に東国下向の途中で、亀の島に船を寄せ香取大神を勧請し、旅の安泰を祈って太刀をお納めし奉ったのが起因とされています。
また平将門が天慶の時代に乱を起こした際には、追討使だった俵藤太秀郷が、亀戸香取天神に戦勝を祈願し乱を治めたため、謝恩感謝の意を込めて、「勝矢」をお納めしています。
亀戸香取神社は兼務社が多い?
通常神社に宮司んさんや巫女さんがいますが、現在人手不足などで通常時に神職が不在な神社、社務所がなく拝殿のみの神社があります。
そういった神社も一緒に管理する「兼務社」ですが、亀戸香取神社では近くにある「大島亀出神社(愛宕神社)」、「亀戸水神社」、「稲荷神社(子安稲荷)」の3つの神社を兼務しています。
亀戸香取神社の境内の様子
駅から商店街を通っていくとこのように、亀戸香取神社の入り口が見えます。
商店街通りから中にはいると少し離れたところに鳥居が。入口は狭いですが、境内は広々としていて商店街や自動車のうるささを感じません。
鳥居をくぐってすぐ、トイレがあるのですが「といれっと」と、何だかモダンな感じ。建物もオシャレな雰囲気です。
とても落ち着いた雰囲気の手水舎には龍がいます。
社務所には実際に亀戸香取神社を訪れたスポーツ選手や、芸能人のサイン色紙や新聞の切り抜きなどが飾ってありました!
こちらが拝殿。
階段は勾配が緩めで膝が悪い人でも、上りやすいんじゃないかと思います。
亀戸香取神社のみどころ
亀戸香取神社には、拝殿以外にも願掛けのできる場所があるんです!
こちらは勝利や幸運を祈願するための「勝石」。
勝利といっても勝負ごとだけでなく、「病気に勝つ」「試練に勝つ」などさまざまな物事に対しての「勝ち」を願うことができるんです。この勝石に触れて願うことで、勝利や幸運が訪れると言われています。
こちらは大国さまと恵比寿さま。
柄杓に水を取り自分のケガや病気の部位、痛いところなどを洗うことで、病気やけがが治るといわれています。
実は大黒様って、ご縁だけでなく「病気平癒の神様」なんですよ!
亀戸香取神社では、御神体を1体300円で領布しています。
敷地内には天祖神社などの小さな末社もあります。
亀戸香取神社の御朱印・御朱印帳
参拝に行ったときには知らなかったんですが、亀戸天神では、亀戸七福神の大国様恵比寿様の御朱印と、兼務社の亀戸水神社の御朱印もいただけるそうです。
月替わりや季節の催しなどの御朱印のある神社が多いですが、亀戸香取神社では特別御朱印はありません。