ファイナル・デッドコースター

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「ファイナル・デッドコースター」の作品詳細と、簡単なレビュー。

この映画は「R15+指定作品」です。

「ファイナル・デスティネーション」シリーズ3作目。日本では公開前年度に起きたJRの列車事故を想像させると、劇場公開が延期になったといういわくがあります。

今度の舞台は楽しいはずの遊園地。

相変らずスプラッタシーンが多いので、苦手な人は要注意!

作品詳細


原 題:Final Destination 3
監 督:ジェームズ・ウォン
キャスト:メアリー・エリザベス・ウィンステッド/ライアン・メリマン/クリス・レムシュ/アレックズ・ジョンソン/サム・イーストンほか
公開日:2006年9月9日
上映時間:93分

ストーリー

大学の卒業イベントのため、大学の貸し切りになっていた遊園地。

楽しいはずのイベントが、悪意ある存在によって死を呼ぶイベントに変わってしまう……。

生き残った主人公たちは、死の連鎖から逃れることができるのか?

大学卒業記念のイベント会場となった遊園地での悲劇

大学側が卒業記念のイベントに、と夜間の遊園地を貸し切りにし卒業生に開放していました。楽しいはずの卒業イベントでしたが、主人公・ウェンディは何か不気味な視線を感じながら、イベントの様子を写真に収めていました。

そして友人に誘われ、ジェットコースターに乗り発射寸前に、いきなり自分たちの乗ったジェットコースターが凄惨な事故を起こすビジョンを視てパニックに陥ります。

隣の席にいた、友人の彼氏とその様子を見た数名が、ウェンディと共にジェットコスターを降りてしまいます。何事もなかったかのように動き出したジェットコースターでしたが……。

ウェンディの視たビジョンどおり、脱線事故を起こし多くの卒業生が亡くなってしまったのです。

生き残った人達に襲い掛かる死の影

事故現場を目撃したウェンディの心の傷は癒えず、大学でも一人ぼっちな状況。家で1人イベント時に撮影していた写真を見直していると、不気味なものが写り込んでいることに気づいてしまいます。

そしてそれが合図のように、生き残った人達に死の影が忍び寄り……。

ウェンディは写真を手掛かりに死の連鎖を止めようとしますが、果たして無事に生き残ることができるのか?

予告動画

感 想

前作観ないでいきなりこの作品から観たのですが、シリーズ作品を観ていなくても単体で楽しめます。

最初から主人公のウェンディだけが、不吉な予兆を感じているのですが、どうしてなのかは最後まで分かりませんでした。

霊感が強いだけとかそういう感じで考えて見た方がイイのかな?

ウェンディが遊園地で撮影した写真が鍵

今回キーとなるのはジェットコースター事故当日にウェンディが撮影した写真。日本でいうところの心霊写真みたいなものです。アバウトな感じで写真に写り込んでるものに関しては、ちょっと強引な解釈してるんじゃ?って思えるところもあったかな。

ルイスという男子生徒に死の連鎖の話をしに行くために、所属チームの練習場に行くんですが……。

周りにいる他の選手たちが野生化してるのかと思うほど、唸り声をあげて訓練しているのにちょっと笑えました。おまけにせっかく事故から逃れたと思った瞬間に、セルフあぼーんしちゃったよ、ルイス……。

なんかこれでちょっと笑える私って、ホラー映画観すぎて病んでるのか……。

悪意あるものはなぜ死の順番にこだわるのか?

最初は霊現象的なことが起こって亡くなったりするんで、心霊ものか?とも思えるんですけど……。

途中から何を思ったのか、悪意のある何かはピタゴラスイッチかこれ?って思うほど偶然に見せかけた巧妙な仕掛けを作って対象を殺していきます。

ウェンディ達を殺そうとしている悪意ある存在は、なぜそこまでやるのか。そこまで面倒なことをやるのか意味が分かりません。姿見えないんだからさっくりやっちゃえばいいじゃないてか、前作同様にどうしてそこまで順番にこだわるのか。

血肉の飛び散るシーンが多いけど、最初の日焼けサロンの事故以外はさっくり即死しているし、ほとんどの事故は一瞬で終わるんであんまり怖いっていう雰囲気がない。怪我している部位なんかはほとんど見えないのでそこまで怖いとは私は思わなかった。

苦しまず、さっくりやっているあたりは、悪意ある存在の優しさなんだろうか?
結局この作品でも一体何が命を奪っていくのかっていう部分は謎なまま。

何だかその部分がわからないだけでもやもやしてしまうんだけど、ラストはああ、やっぱりねぇって感じでした。

ストーリーが変化するDVDがあった?

ちなみにファイナル・デッドコースターには通常版の他に、再生中に視聴者が二択でストーリーを選べる、「選べる!死に様マルチ版」なんでものもあります。視聴者が選んだ選択によって、ストーリーが変わる仕組みのようです。

 

この映画、何にも考えずに観ることができるし、レーティングの規制もないけれど、スプラッタ苦手な人はやめた方がいいです。

シリーズ4作目「ファイナル・デッドサーキット」はこちら!
ファイナル・デッドサーキット
「ファイナル・デッドサーキット」の作品詳細と、簡単なレビュー。この映画は「R15+指定作品」です。ファイナル・デスティネーションシリーズ4作品目。前作を観ていなくても楽しめますが、今までのパターンを理解していないとOPからびっくりかも。

 

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