「最終絶叫計画」の作品詳細と、簡単なレビュー。
緊張感もなにもなし!
ただただおバカな行動やパロディ行動に笑える作品です!
作品詳細
原 題:SCARY MOVIE
監 督:キーネン・アイヴォリー・ウェイアンズ
キャスト:アンナ・ファリス/ジョン・エイブラハムズ/シャノン・エリザベス/ロックリン・マンロー/レジーナ・ホール/マーロン・ウェイアンズ/カルメン・エレクトラ/ショーン・ウェイアンズほか
公開日:2000年9月2日
上映時間:88分
ストーリー
映画のパロディオンパレード!
下ネタ多し!
元ネタ映画わかると楽しさ倍増な映画ですよ。
同級生の殺害事件
ある夜、ヒロインのシンディが通うハイスクールの同級生・ドリューが何者かに殺害されました。シンディはドリューが殺された原因に心当たりがあり、いつもつるんでいるメンバーにあの事件がきっかけだったのではないかと言います。
この事件のきっかけになったと思われる事件。
それはドリュー殺害の一年ほど前に、皆で夜のドライブを楽しんでいたときのこと。暗い夜道である男性を轢いてしまったのです!
事件の発覚を恐れ遺体は隠して他言しないということで仲間内で話しがついてしまい、シンディの言ううことは華麗にスルーされてしまいます。
シンディの手に不思議なメモが……
暗い気持ちで授業を受けていたシンディ。授業中にふと気づくと、一年前の事件のことを想像させるようなメモが机に……。
そしてこの後次々と友人たちが犠牲になり、ついにシンディも狙われてしまいます。
予告動画
感 想
アメリカンジョーク満載のC級パロディ映画!
序盤から「いやそれ違うから!」と、ツッコミ入れたくなるシーン満載です!
OPからドリューの殺害シーン。武器を選ぶはずが、なぜか武器に紛れていたバナナを持って逃げる……。
自分から死亡フラグ立てまくり!
そんな映画です(マテ)
被害者の無意味な行動が多すぎ
ドリューの場合殺人犯に捕まりそうになると、お色気路線で無意味にセクシーポーズとか……。
そんなことしてる暇あるなら本気で逃げろよ!
と、ツッコミを入れていてもだんだんそれすら面倒になってくるほど、出演者の行動がフラグ立てまくり。そして下ネタジョークが満載です。アメリカンジョークわかる人なら、まだ楽しめるんでしょうが、私はそこまで笑えるものではなかったなぁ。
しかしこれの作品、オープニング3日間は全米で興行収入4,000万ドル超えてるんですよね。やはり日本とアメリカの感覚の差なんだろうか。
元ネタ映画見ておくと楽しさが増す
ホラーだけでなく、マトリックスのパロディシーンもあったのは驚き。
映画をよく観る人なら「あの映画のシーンかな?」と気付くシーンがあるので、元ネタ映画を先に観ておくとどの映画のどのシーンが使われているか探しやすいかもです。
殺人鬼はとってもお茶目!
さまざまな作品のパロディシーンがありますが、大元はスクリームのパクリ。犯人はスクリームの犯人と同じ姿をしています。
しかし……行動パターンはお茶目すぎ。
- 犠牲者宅の庭で呑気に椅子に座り雑誌を読みながら電話
- シンディたちの背後で学校の廊下の掃除
- ごみ袋に入った遺体を持ち歩くなどなど……
オマエは一体何がしたいんだ!
と言いたくなる人も多かったのでは?
シンディの謎の打たれ強さ
ヒロインのシンディはごく普通の女子高生で、格闘技をやっているわけではありません。特にいじめられているというわけでもないのですが、ことあるごとに友人たちから殴られたりするんです。
普通ならうずくまったりしてそうなのに、平然としているので打たれ強い印象……。
- 壁に投げつけられても平然と動き出す
- どこかの映画で見た格闘技の技を使う
なんてこともあったりするんですが、この強靭さはパロディ映画の主人公ならではなんでしょうね。
殺人理由は消化不良ぎみ……
最終的に犯人はわかるんですが、犯行動機がいまいちわからないで終わるのがなんとも消化不良気味ですが、登場するキャラクターはおバカな子ばかりで人が死にまくります。
緊張感も怖さも全く感じられない映画なので、暇なときの時間つぶし程度に見るには良い映画です。
でも下ネタ苦手な人にはあまりおすすめできないかも?