「アダムスファミリー」の作品詳細と、簡単なレビュー。
ブラックユーモアたっぷりなコメディ作品。
ちょっと変わったアダムスファミリー家の乗っ取り事件!
家族は屋敷を取り戻せるのか?
作品詳細
監 督:バリー・ソネンフェルド
原 作:アダムス・ファミリー(海外アニメ/チャールズ・アダムス創作)
キャスト:アンジェリカ・ヒューストン/ラウル・ジュリア/クリスティーナ・リッチ/ジミー・ワークマン/ジュディス・マリナ/クリストファー・ロイド/ダナ・アイヴィ/カレル・ストルイケンほか
公開日:1992年4月25日
上映時間:100分
ストーリー
アダムスファミリー家の当主であるゴメズ。実の兄・フェスタ―の消息が分からないことをハンドにぼやいていました。
兄のフェスタ―が屋敷を飛び出してしまったのは自分のせいだと思い込んでいたのです。
顧問弁護士タリーの登場
アダムスファミリー家に顧問弁護士、タリーが訪れます。そしてタリーはゴメズに事業提案をしますが、ゴメズはこれをことごとく却下してしまい仕方なく帰宅。
実はタリーは高利貸のアビゲイルに借金をしており、アダムスファミリー家の財産を何とか自分のものにしようとしていたのでした。
アビゲイルの息子ゴードンが行方不明中のフェスタ―にそっくりなことに気づいてしまったタリー。タリーはアビゲイルにゴードンをフェスターの替え玉にして、アダムスファミリー家の財産を乗っ取ろうと話しを持ちかけるのでした。
行方不明のゴードンが姿を現した?
夜になりアダムス家で行われていた「フェスターを探すための儀式」に、タリー夫妻もなぜか参加していました。このとき、偶然フェスターが近くに来ているという占い結果が出たのです。
そしてタイミングよくフェスターに変装したゴードンと、ゴードンを保護していたという医師になりすましたアビゲイルが屋敷を訪れてしまったために、家族は本物のフェスターが戻ったと大喜び。
フェスターになりすましたゴードンはこの日から、アダムスファミリー家で暮らすことになりますが、長女のウェンズデーはその正体を怪しんでいたのでした。
予告動画
感 想
アダムスファミリーは元々は海外の子ども向けアニメが原作名の知ってました?
ホラージャンルとなっていますが、オカルト的要素やグロいシーンなどがなく、コメディタッチな作品なので子どもでも楽しむことができる作品。
実際に見たことがない人でも、ホンダのオデッセイなどのCMでこの作品のキャラクターたちを見たことがあるという人もいるのでは?
ちなみにアダムスファミリーはミュージカルにもなっているんですよ!
2014年には日本でも上演されていて、橋本さとしさんがゴメズ役、真琴つばささんががモーティシア役だったそうです。
アビゲイルはそもそも既婚者なのか?
最初に登場するゴードン、どうみてもフェスターがヅラつけてるようにしか見えなかったのは私だけでしょうか……?
ストーリーが進んでいって色々判明してくるとアビゲイルって、実の子供いないのか?というかそもそも結婚しているのかという謎が出てきたのは私だけでしょうか……。
まぁいたところで作品には何の関係もないのですが、個人的に気になったw
思考がずれているアダムス一家
作品中はクスッとくるような、ブラックジョークっぽい描写もあります。
自宅乗っ取り被害に遭って裁判しようとするのはいいけど、普段から隣家の判事宅にゴルフボールぶち込んでトラブル起こしてるのに裁判で勝てると思っていたゴメズ。どうしてそんな思考回路になるのか私には謎過ぎた。
その後も色々あってモーティシアが働きに行くシーンなんかもあるんだけど。
やっぱりなんかこの一家普通の人と感覚ずれてますw
ブラックジョークがあちこちに出てくるので、クスっと笑える人は多いのではないでしょうか。
タリーの奥さんの趣味がわからん
なぜか、アダムス家を気味悪がっていたようなタリーの奥さんは、『フェスターお帰りパーティ』で出会って仲良くなったアダムス家の親戚とちゃっかり再婚している謎。
その相手が日本の妖怪『毛羽毛現(けうけげん)』みたいな全身毛むくじゃらの人(?)。言葉も何を言っているのかわからないんだけど、タリ―の奥さんには理解できた模様……。
やっぱり長年あの家族と付き合っていると、こちらの感覚もマヒしてしまうものなんですね。
続編「アダムスファミリー2」はこちら!
