「BL要素はないものの、兄弟仲が良すぎて腐女子目線でみるとかなり叫んじゃう映画」
いや、でもね、普通(?)のバイオレンス・アクション映画なんですよ、ホント。
この兄弟、どうでもいいことで子供みたいな喧嘩はじめて仲いいなぁっていうのがどうも腐女子センサーに引っ掛かるらしい。
作品詳細
原 題:The Boondock Saints
監 督:トロイ・ダフィー
キャスト:ショーン・パトリック・フラナリー/ノーマン・リーダス/ウィレム・デフォー/ビリー・コノリー/デヴィッド・デラ・ロッコ/デヴィッド・フェリー/ブライアン・マホニー/ボブ・マーレイ/リチャード・フィッツパトリック/ジェラルド・パークスほか
公開日:2001年2月17日
上映時間:110分
ストーリー
熱心なカトリック教徒の双子のイケメン兄弟が、突如神からの啓示を受ける。
神の加護を受けた兄弟は、マフィアを次々と処刑していくが……。
それは突然やってきた
サウスボストンに住むコナーとマーフィーのマクマナス兄弟は、貧しいながらも仕事仲間にも恵まれ、ささやかで楽しい生活をしていました。
聖パトリックの祭日の日、仲間と行きつけのバーで飲んでいる所に現れたロシアン・マフィア。どうもバーの店主に立ち退きを迫っていたようですが、聖パトリックの日なんだからとなだめようとするも逆効果になり、乱闘へと発展。
ロシアン・マフィアを撃退するも当然ただですむわけはなく、2人は眠っている所に襲撃を受けますが、逆にロシアマフィアを殺してしまいます。
拘留中に神からの啓示を受け目覚める2人
ロシアン・マフィアを殺してしまったことで自首した2人は、事情聴取のため留置場に入れられます。深夜、留置場で眠っていた二人に神から「悪人を処刑せよ」との啓示が。
その後、出所した兄弟は早速大量の武器を調達。
神の加護のおかげか、偶然が重なり運よくロシアン・マフィアを倒していくも、途中から仲間になったロッコがふとした弾みで決まりを破ってしまったために、大変なことに……。
予告動画
感 想
この映画私は知らなかったのですが、すすめてくれた友人が腐女子傾向あった方たちで、言われてみると「あぁ、確かにこれ腐女子目線でみると余計に楽しいわ~w」てという思考になりましたw
でも、何度も言いますが
「普通にバイオレンス・アクション映画です」
色々と運が良すぎで見ていて楽しい
最初の事件の時とかもう随所に「どうしてそうなった!?」的な要素がたくさんあって、普通に楽しいです。
女性はほとんど登場しませんが、お色気シーンも少しですがありますよ。アクションシーンはかなり良い出来ではないかと。グロシーンないし、コメディ要素もあるので女性でも安心して観ることができます。
キャラ設定が濃すぎるFBI捜査官
ウィレム・デフォーさんが演じる「オカマのFBI捜査官」は登場シーンからキャラ濃すぎて、ウィレム・デフォーさんのファンになりました。
登場シーンからちょっとアレで……。
「なーんか話し方とか素振りが……」って思ってたら、夜に自宅で電話受けるシーンで彼氏さんとベットインとかw
さらにちょっとだけネタバレすると、ウィレム・デフォーさん後半「女装」して出てくるところも、個人的にはツボでした。
結局最後の最期まで、どうして主人公兄弟が神の掲示を受けたのかという謎は残ったままです。
10年経ってから「処刑人2」が公開!
この作品が公開された当時から2作目の予定はあったようですが、なかなか制作が進まず、10年近くたって2作目が公開されました。
こちらの作品も後ほどレビュー書きたいと思いますが……。
続編ではマクマナス兄弟のお父さんの過去がメインのストーリーになっています。
続編「処刑人2」はこちら!

類似作品にご注意!
タイトルだけで探そうとすると、この作品と同じタイトルとかサブタイトルが違う全く違う映画が引っ掛かります。
ジャケット画像も構図も「パクッてるんじゃないかこれ?」っていうのもあるので、タイトルとジャケット画像をしっかり覚えて探さないと、違うものを借りてきちゃったってことになりかねないので気を付けてくださいね。
ちなみに私はDVD買いましたw