キル・ビル Vol.2

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「キル・ビル Vol.2」の作品詳細と、簡単なレビュー。

激化する戦いの舞台は日本から海外へ!

そして今回もまた「ありえない」ことが起きる!

作品詳細

原 題:Kill Bill: Vol. 2
監 督:クエンティン・タランティーノ
キャスト:ユマ・サーマン/デビッド・キャラダイン/ダリル・ハンナ/マイケル・マドセンほか
公開日:2004年4月24日
上映時間:136分

前作「キル・ビル Vol.1」はこちら!
キル・ビル Vol.1
「キル・ビル Vol.1」の作品詳細と、簡単なレビュー。クエンティン・タランティーノが想像する日本がカオスすぎ!激しいアクションシーンは見所ですが、設定が無茶苦茶すぎて笑えます。

ストーリー

ビルは鉱山地帯に住む弟のバドの元を訪れ、ベアトリクスがオーレンを倒したこと、そして次はバドを狙いに来るということを教えます。夜、バドは一旦用心棒の仕事をしているバーに向かいますが、度重なる遅刻を理由にクビにされてしまいそのまま帰宅する羽目に。

ベアトリクスはバドの住むトレーラーハウスの下に隠れて、バドの帰宅を待ちわびていました。帰宅したことを確認しバドを殺そうと勢いよくドアを開けたベアトリクスは、待ち構えていたバドに散弾銃で撃たれます。

痛みで意識もうろうとしているベアトリクスを薬で眠らせたバドは、携帯で暗殺集団のメンバーエルに連絡し、ベアトリクスの持つ服部半蔵の刀が欲しいなら朝一で100万ドルを持ってくるように指示しますが……。

予告動画

感 想

今作品は前作よりはまだまともかなぁ……?

毒蛇のおねーさんとビルの弟との闘いはまぁ……確かにちょっと無理あるだろ?思えるところはあったけど、いまさらツッコミ入れるのもどうかと思えるほど。

きっとこのシリーズって、元になる修羅雪姫とかその他もろもろ、監督が影響を受けた作品を知っていたほうが楽しめるような気がします。

墓穴からこんにちは

思いっきり返り討ちにあって、丁寧に棺桶に入れてもらって土に埋められちゃったりとかねー。誰か助けに来るのかと思いきや……。

やっぱり世界観がぶっ飛んでます。

リアルに「ありえね~!」って思うほどの、脱出方法予想できた人いたでしょうか?

棺は1~2メートルは土もかぶっていたはずなんですが、実際あんなことできる人いるんだろうかと……。

まぁ、ツッコミするだけこの作品はムダなんでしょうがw

過去シーンは謎過ぎる

作品途中でベアトリクスの過去の修行シーンもあるんですが……。

拳法の達人老人との修行、あそこだけ見てると別映画みてるのかとも思えてくるほど。一流の殺し屋になるにはそれはそれは大変な修行もしなきゃならないってことですよね。

しかし……あんな説明入れるってことは、監督もああいう説明シーン入れないと余計にカオスな映画になるの分かってたんだろうなぁ。

後半はビルとの闘い

無茶苦茶な設定は相変らずなんですが、それでも戦闘シーンとかは前作よりは比較的まともかな?

無茶苦茶な戦い方するようなキャラいない分、シリアスな雰囲気が続いてそのまま後半は、復讐の最終的なターゲット、ビルが登場します。ビルとよりを戻してハッピーエンドと思ったら、しっかりやられたことはやり返してる。まぁそれだけのことされたわけだしね。

しかし時間の関係か、ビルとの闘いあっさりしすぎている感が。

そしてベアトリクスはやり返して気持ち晴れたのかと、個人的に疑問は残りました。

続編の話があったようだが……

2019年7月に、クエンティン・タランティーノ監督自身が続編の可能性について発言したとか。

過去にも何度か続編の話が出ていたようですが、今回はベアトリクス役だったユマ・サーマンとも話しを具体的にしていたそうで、期待できそうです。

クエンティン・タランティーノ監督は、映画を10本製作したら監督業を引退し、別ジャンルで活躍するという話もあるんですが、2019年8月に公開された『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』が、9本目になるんです。

個人的にはベアトリクスが殺し屋になったストーリーとかも観てみたいきはしますけどね。しかし……ラストがキル・ビル3作目となるなら、前作以上にぶっとんだ世界観で作品作ってほしいですね!

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