サイレントヒル:リベレ―ション

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「サイレントヒル:リベレ―ション」の作品詳細と、簡単なレビュー。

前作よりもグロさが増しているせいか、PG12指定の作品」となっています。

ゲームメーカー「コナミ」から発売されていた「サイレントヒル3」が元になっている作品で、2006年に公開された「サイレントヒル」の完全な続編です。

作品詳細

原 題:SILENT HILL: REVELATION 3D
監 督:マイケル・J・バセット
キャスト:アデレイド・クレメンス/キット・ハリントン/ショーン・ビーン/キャリー=アン・モス/マルコム・マクダウェル/マーティン・ドノヴァン/ラダ・ミッチェル/デボラ・カーラ・アンガー
公開日:2013年7月12日
上映時間:94分

前作はこちら!
サイレントヒル
「サイレントヒル」の作品詳細と、簡単なレビュー。この映画は「PG12指定」作品です。コナミから1999年にプレイステーションで発売されたホラーゲーム「サイレントヒル」の実写版です。ゲームのような不気味な雰囲気たっぷりの作品ですが、ホラー苦手な人でも観やすい作品になっています。

ストーリー

教団から逃げている親子に魔の手が忍び寄る……。

味方だと思っていた人物が、実は教団信者だった?

引越し先でさっそくトラブル発生

ハリーと娘ヘザーはとある事情から各地を転々としてる生活を送っていました。ヘザーはなぜか新しい土地に来るたびに「サイレントヒル」という町に関する悪夢を見るようになり、夢日記をつけていました。

初登校の日の朝、18歳の誕生日を迎えたヘザーに、ハリーは誕生日プレゼントのいベストをプレゼントします。しかしそのベストを見た瞬間ヘザーは一瞬かたまりつつも、父親にありがとうと言いベストを羽織り学校へと向かいます。

そんなヘザーが家を出た後、ハリーはヘザーの夢日記を見て「サイレントヒル」という名称の書かれたページを破り、とあるシンボルの描かれた木箱にしまい込みました。

学校の廊下で突如悪夢に襲われる

学校の廊下を移動中に、昼間だというのに悪夢の続きのような幻覚を見たヘザー。

このとき同じ日に偶然同じクラスに転校してきたヴィンセントに声をかけられ、幻覚から抜け出します。

授業が終わり急いで帰宅しようとしたヘザーですが、校門に自身を付け回している人物が立っているのに気付きます。そして校舎に戻りハリーに電話をかけ、バーガーショップの前で待ち合わせをしますが、いつまで待ってもハリーは現れず、ヘザーはまた恐ろしい幻覚を見てしまい……。

予告動画

感 想

前回の続きといいつつ、「ヒロインの名前も父親の名前も違うだろ!」と突っ込み入れたい人多いと思います。

まぁその理由についてはきちんと今回の作品の前半で理由がわかります。

前作を観ていたほうが楽しめるかも

この作品、前作を観なくても楽しめるのかと思っていたんですが、ヘザーと父親が偽名を使い短期間で引っ越しを繰り返している理由を知るためには前作を観たほうがいいかも。

作品中で追われている理由などについては解明されますが、あの教団のことも知っておかないと、観終わってからの面白さが違うと思います。「養子だから娘渡せばそれでいいんじゃ?」というと、親子の絆ってそういう問題でもないですよね。

教祖が姿を現したのは呼び寄せたのか執念なのか

サイレントヒルの住人が、こちらの世界に現れるためには、とある術を使う必要があり、それも時間制限があるんですが…。

こちら側の世界でヘザーの居所を探すよう依頼されていた私立探偵、教団信者から依頼を受けているって言ってたけど、その辻褄合わせに作られた設定なのかと、ちょっと疑問。

その原因は教祖クローディアは化け物の姿で術も使わずにこちら側に幻覚という形で現れていること。この件は作品中で解明されていませんが、執念でこちら側に姿を現していたのかも?とも思えなくはないです。

まぁ、闇の世界はヘザーが呼び寄せていることになっているので、無意識にヘザーが呼び寄せてしまったとも考えられますが、いまいち納得いかない……。

前作と比較すると……

前作のような謎解き要素が少なくて、普通にホラー映画として見ることができますが、前作よりグロさがUPしています。

個人的には「まぁそれなりかなぁ?」といった感じですが、ストーリー的にはちょっと物足りない感じも。バイオハザードっぽいモンスターは相変らずですが、あえて倒さないで行くのはゲームの影響なのかと思います。

続編がありそうなラストだったので、出るのならぜひ観てみたいけど、予定なさそうですねー。

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