鏡の向こうのシャイな女性!ブラッディ・マリー

この記事は約6分で読めます。

都市伝説というとネットでも日本国内のものばかりがでてきて、「なかなか海外のものを見かけないなぁ?」ということで少し調べてみて探し出したのが『ブラッディ・マリー』さん!

アメリカ国内ではかなり有名な方のようです! 「ブラッディ・マリー」と呼ばれることもあるんですが、お酒のブラッディ・マリーとは無関係なので注意してくださいね!

口裂け女さんやトイレの花子さん同様、海外のホラードラマや映画に出演していることが多いですね。彼女は引っ込み思案……というか極度の人見知りなのか、自分から積極的に人前に出ることはないようです。

ブラッディ・マリーさんの出演作品

まず最初に少しだけ、ブラッディ・マリーさんの出演している作品をご紹介しましょう!

こちらの作品ぶっちゃけると、「典型的なB級のホラー映画」です。作品中にたくさん伏線が出てきますが……。

結果を自分でいろいろと考えてみたい人や、ブラッディ・マリーさんをどのように映像化しているのか興味がある人にはおすすめ……かな?

こちらは海外ドラマで有名なスーパーナチュラル

イケメン兄弟が主人公ということもあって、女性ファンの多いドラマですが、シーズン1の「鏡の中の真実」というストーリーで、ブラッディ・マリーさんが登場しています。

ブラッディ・マリーさんの呼び出し方

もし彼女に会いたいという人がいるなら、次の方法を試してみてください。

  1. 真夜中に鏡の前に一人で立ちます。
  2. 鏡の前で「ブラッディ・マリー」さんの名前を3回呼びます。

これだけでブラッディ・マリーさんに会えるようですが、実際に会えるかどうかは彼女の気分次第ですね。

ブラッディ・マリーさんの呼び出し方についてはトイレの花子さん同様、地域などによって方法が若干異なるようで「その場で3回まわる(なぜ回る必要あるのか・・・)」「ろうそくをともす」などといったものがあるようです。

出現場所については『ブラッディ・マリーさんの生前ゆかりのあった場所』で彼女に会えるという話があります。
この場合は、鏡の前で名前を言うのではなく、一人でも複数でも構わないのですが 「会話にブラッディ・マリーさんの話題を出すと出会える」そうですよ。

ただ、やはり車のバックミラーという鏡越しでしか会えないようですが……。

ブラッディ・マリーさんはどんな姿?

彼女の見た目については以下のようなものがメインで伝わっているようです。

  • 長い髪の比較的若い女性
  • 血まみれの衣装を身につけている

ブラッディ・マリーさんの正体とは?

ブラッディ・マリーさんの正体については、地域ごとでさまざまな噂が飛び交っているんです。

  • わが子を殺した若い寡婦
  • 幼い子供を亡くした母
  • 若くして非業の死を遂げた女学生

などというものが多いようですが、地方に行くとまだまだ別バージョンが出てくるかもしれません。

ブラッディ・マリーさんの機嫌が悪いと……

運よくブラッディ・マリーさんに出会えたとしても彼女の機嫌が悪ければ悲惨な目に遭ってしまいます。

  • 顔を引っかかれ気絶する
  • 発狂する
  • 死んでしまう

などと危害を加えられるようなので、くれぐれも呼び出しは自己責任でお願いしますね。

……というか日本にまで出張してくれるのか謎ですけど。

ブラッディ・マリーさんが住んでいた家がある?

実はアメリカにはブラッディ・マリーさんが住んでいたと言われている、いわくつきの家があるんです!

海外のオカルト好きな人の間では知られているようですが、日本ではあまり知られていないんですよね。

ブラッディ・マリーさんが住んでいた家とは?

ブラッディ・マリーさんが住んでいたと言われている家は、アメリカのオハイオ州・ランカスターに存在しています。

地元では「マッドハウスマンション」とも呼ばれているようですが……。

この家自体は1800年代に建てられているんですが、怪事件が立て続けに起こっていて1920年に売却しちゃいます。

当然そんな噂をオカルト好きが見逃すはずもなく、肝試しや興味本位で侵入する人が絶えないため、現在はフェンスを張り巡らせ警備員まで配置してるんです!

実はこの家では、2つの大きな事件が起きているんですよ……。

奴隷による一家惨殺事件

一つめの事件が起きたのはは1865年。

この年は南北戦争が終わって奴隷制度が禁止されるんですが、今までの考え方や風習をそう簡単に変えれるわけないですよね?

ここに住んでいた家族もそうで奴隷を使い続けていたんですが、奴隷制禁止が言い渡されると、奴隷たちを納屋に隔離しちゃうんですよね。

そりゃ奴隷たちは激おこですよね!

奴隷制を国が禁止したからやっと解放されると思っていたのに、この仕打ち!

その結果、閉じ込められた奴隷の一人が母屋につながるトンネルを掘って、家族を殺害して逃げたんです!

当然、殺害された家族は恨みつらみや、なぜ殺されなければならないのかといった感情があるでしょう。家族が殺害された日から、この屋敷内では唸り声や悲鳴を聞いた、殺害された家族を見たという話が絶えなかったと言われています。

白い服の女性の事件

2つめのこちらの事件のほうが、ブラッディ・マリーが都市伝説となった話とされているんですが……。

1892年に、とある5人家族が引越ししてきたんですが…引越ししたところを目撃されただけで、その後隣人は姿を見ていないという不思議なことが起こります。

何故かというと……。

家族が引越し後、隣人はこの屋敷を眺めていたんですが、2階の窓に白い服の女性が立っていたんです。

翌日も同じ場所で立っていて……しかも昼夜問わず同じ場所で立ってるなんて不気味だと思いませんか?

マネキンや人形がその位置にあるとしても、大きさからして普通の成人女性のサイズ。全く動きもしないんですから。当然、隣人はあまりにもおかしいと警察に連絡して、通報を受けた警察は屋敷の様子を見に行くんですが……玄関開けたらとんでもない光景が!!

何だと思います?

警察が玄関開けたら家族5人全員が、血まみれになった白いガウンを着て首吊りしてたんです!

隣人が見た白い服の女性は、この家族の母親のマリーだったんですよ……。

駆けつけた警察も予想していなくて、現場見たときはさぞ驚いたでしょうね。

この家族が心中(?)した理由については色々と憶測が飛び交っています。

ある人はマリーが精神病患者だったといい、ある人は奴隷に殺された家族の霊によって殺害されたとも。またマリーが受刑者で、仮釈放中にいろいろと耐え切れずに一家心中を計ったなど。

真実は本人たちにしかわからないので、今でもさまざまな説が言い伝えられているんです。

ブラッディ・マリーは謎な女性

地域によって諸説さまざまないわくのある、ブラッディ・マリーさんは謎な女性ですよね!

呼び出しても必ず来てくれるとは限らないし、どのブラッディ・マリーさんが来るかは運次第。さらに日本にまで来てくれるかはわかりませんが、きたらきたで遠征費用で何か持っていかれるかもしれませんよ!

呼び出しは自己責任ということをお忘れなく! 

error: Content is protected !!
タイトルとURLをコピーしました