ザ・ボーイ ~人形少年の館~

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「ザ・ボーイ~人形少年の館~」の作品詳細と、簡単なレビュー。

前半はいかにも心霊現象みたいなことが起きますが、心霊ものと思って観たらがっかりな作品。

個人的に中盤までは「まぁ面白いかなぁ?」と思ってたんですが、観終わってなんだかがっかりした作品です。

作品詳細


原 題:THE BOY
監 督:ウィリアム・ブレント・ベル
キャスト:ローレン・コーハン/ルパート・エバンス/ダイアナ・ハードキャッスル/ジム・ノートンほか
公開日:2016年7月17日
上映時間:97分

ストーリー

アメリカに住んでいたグレタ。実は夫のコールはDV持ちでやっと離婚し遠く離れた土地で新しい生活をはじめようとしていました。

グレタが見つけた仕事は、イギリスのとある屋敷に住むヒールシャー夫妻の子どもの世話係しかし、屋敷には奇妙なルールが存在し、お世話をする相手は……。

屋敷に就いた早々不思議なことが起こる

グレタが屋敷に到着したとき、夫妻はあいにく留守でした。居間で待っているように言われますが、見たこともない屋敷に驚いたグレタは、なぜか玄関で靴を脱いで屋敷内を散策し始めます。

屋敷内にはヒールシャー夫妻とその息子らしい家族三人の大きな絵画が飾られており、子供部屋らしくおもちゃが並んでいる部屋を発見します。

室内でおもちゃなどを眺めていると日用品の配達にきたマルコムという青年に声を掛けられ、2人で楽しく会話しながら荷物を片付けていました。片付けが終わるタイミングで戻ってきたヒールシャー婦人に、「靴はどうしたのか」と聞かれ、慌てるグレタ。

婦人とグレタが玄関に向かうと、不思議なことにグレタの靴がなくなっていました。婦人は「息子のいたずらだから、いずれ出てくる」といい、グレタに別の靴を履くよう促します。

息子と言って紹介されたのは少年のビスクドール

ヒールシャー婦人は居間にいた夫のヒールシャー氏を紹介し、息子を紹介するのですが、居間にあった椅子に座っていたビスクドールの少年を、息子のブラムースだと言い紹介されますが、それを冗談だと思ったグレタは思わず笑ってしまいます。

しかし後から居間に来たマルコムが人間に接するのと同じように接していたのを見て、何かを察したのか同じようにグレタもブラムースに挨拶をするのでした。

その後、ヒールシャー婦人は家の決まりや、ブラムースの一日のスケジュールなどを教えます。

ヒールシャー夫妻が旅行に行くことで恐怖が始まる

翌日、夫妻は久々夫婦水入らずの旅行へと行きますが、出発の際婦人は何か意味ありげにグレタの耳元で「ごめんなさい」とつぶやきます。ヒールシャー氏は婦人が書いた「ブラムースに対する決まりごと」、を書いた紙をグレタに渡し旅行へ。

しかしグレタは本心ではブラムースを気味悪がっており、夫妻が出かけたとたん玄関脇にあった椅子にブラムースを座らせ、布をかけて放置するのでした。

そしてグレタの周辺で奇妙な出来事が起こり始め……。

予告動画

感 想

心霊ものだと思ってたのに!

あーなんか、裏切られた気分……。

作品中盤までは、心霊現象かと思えることがちらほらあるんですけどねぇ……。

雇い主夫婦は無責任……?

屋敷の夫妻も人形を本当に息子のように扱ってたのは一体なんだったのか。挙げ句、面倒見るの疲れたからって、あの行動は親として無責任すぎるんじゃない?

グレタを選んだ基準は何だったんだろう?

若いてのもあったんだろうが、息子が気に入らないって言い出したらどうなってたんだろう?

仕事なのでたぶん事前面接あったんじゃと思うのだけど、初対面っぽい感じだったし書類だけで選んだのであれば息子の意見ガン無視で選んだのかな?

レザーフェイスかお前は!

後半の息子登場シーン。

この作品観る前に「悪魔のいけにえ レザーフェイス一家の逆襲」観ていたので、「レザーフェイスかお前は!」って、心の中で叫んでしまったよ。微妙に容姿も似てるんですよねぇ……。

しかも長年隠し部屋に住んでたくせにやたらとガタイいいし、力もあるとか。それなりの年齢なのに、思考回路が子どもというあたりも、レザーフェイスに設定そっくり。

でもまあ、悪魔のいけにえほどグロいシーンはないです。

暇潰しに観るもの探してる人にはおすすめかな。

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