「ゴースト・エージェント」の作品詳細と、簡単なレビュー。
完全懲悪!
子どもも一緒に楽しめるゴーストポリスストーリー!
作品詳細
原 題:R.I.P.D.
監 督:ロベルト・シュヴェンケ
キャスト:ジェフ・ブリッジス/ライアン・レイノルズ/メアリー=ルイーズ・パーカー/ステファニー・ショスタクほか
公開日:2013年10月18日
上映時間:96分
ストーリー
幽霊警官が世界のために悪霊を取り締まる?
前代未聞のゴーストポリスストーリー!
不正を嫌った主人公が相棒に裏切られる!
ボストンの警察官ニックは妻ジュリアと2人暮らし。ある夜ニックは仕事で押収した金塊をジュリアに知られないよう、自宅の庭にあるオレンジの木の根元に埋めます。
翌日ニックは相棒のボビーに職場で金塊をどうしたか聞かれ、とある場所に埋めたことと正直に押収品として署に提出することを伝え、ボビーもその場はニックの意見に同意しました。
しかしその日の麻薬組織の捜索中に、売人を追って一人になったニックの前に現れたボビーが「金塊を届けられると困る」と言うなり、ニックをその場で射殺し銃撃戦で「殉職した」ことにされてしまいます。
ゴーストポリスになることを選択する主人公
ボビーに銃で撃たれた瞬間、ニックには周囲のものの動きが全て止まっていたのですがなぜか自分は動くことができ、建物の外に出ると空にできていた大きな穴へ吸い込まれます。
ニックが気が付くと「管理官」の女性の座る机の前で椅子に座っていました。
管理官の女性はニックの情報をどこからかすでに入手しており、ニックにすでに死んでいることを伝え、「神の審判を受け入れる」か「R.I.P.D.」になって働くかの2択を迫ります。
R.I.P.D.とは幽霊の警察官のことで、この世にる悪霊をあの世へと連れ戻すのが仕事でした。
ニックはR.I.P.D.になることを選択し、勤務年数は100年に設定され、勤務地は生前住んでいたボストンに。このときR.I.P.D.のボストン分署で相棒となるカウボーイ風の老人ロイを紹介されますが、ロイはニックを相棒とは認めていませんでした。
ロイとニックの凸凹コンビは、初任務の悪霊を捕まえにいきますが、このときニックは悪霊が隠していた金塊を見て自分が隠したものと似ていると気づき、金塊について調べていきますが……。
予告動画
感 想
意外に「R.I.P.D.」の設定が面白い!
ツンデレオヤジとの凸凹コンビもいい味出してます!
幽霊となっても人間世界で肉体を持てる?
幽霊警官の所属する「R.I.P.D.」ですが、リアルに今を生きている人間には害のない(多分?)、対悪霊対策の銃とかがメイン武器。
しかも人間界にいる間は、実際とは異なる姿になるのですが、ロイはなぜか「ナイスバディな金髪美女」、そしてニックは「謎の中国人老人」という、奇妙な組み合わせなんですよね。
(なんとなく、これ観たオヤジ好き腐女子がネタにして本作りそうダなと思ったのは、ここだけの話)
しかもニックの人間世界での外見選んだのがロイだったり。いくら現実世界で本人まんまの姿じゃヤバイからって、それはないだろうって感じですよね!
でも美男・美女、美女同士といった組み合わせだと、逆に周囲から目立ってしまって動きにくくなるからこういうキャラ設定にしたのかとも思えるんですが、実施あどうだったんだろう…。
ツンデレオヤジは意外に相棒思いな奴!
ニックと会うなり悪態をつくロイですが、それには辛い過去があったという背景があるんですよね。ホントは仲間思いのよいオヤジなのに……って思うと、やっぱりツンデレと言えるんじゃないかと。
そんなツンデレオヤジも、最後にはニックと打ち解けて、世界を救うために巨大な(?)悪霊と戦う決意をするんですが、これがまたカッコいい!(と思うかどうかはアナタ次第…)
西部時代の保安官だけあって、銃の腕はピカイチ!
後半でロイに惚れ直す人が多いんじゃないでしょうか?
しっかしラストで、管理官との関係わかってちょっとびっくりな一面もありますが……。
悪霊は人間っぽいのが多くてそこまで怖くない!
「悪霊」っていいうと、いかにもおどろおどろしいもの思い浮かべちゃいますよね。でもこの作品、洋画なだけあってどちらかというと「X-MEN」のような人間の姿に近いものが多くて、霊というよりミュータント的な容姿なんですよ!
だから全然怖くないし、ラストもハッピーエンドの完全懲悪、ヒーローものに近い感覚なので、子どもと一緒に観ることもできる作品です。