「インシディアス 最後の鍵」の作品詳細と、簡単なレビュー。
エリーズの過去が明らかに!
彼女は一体どんな体験をしていたのか?
エリーズファン必見の映画です!
作品詳細
原 題:Insidious: The Last Key
監 督:アダム・ロビテル
キャスト:リン・シェイ/ハナ・ヘイズ/アンガス・サンプソン/リー・ワネル/スペンサー・ロック/ケイトリン・ジェラード /ブルース・デイヴィソン/ジョシュ・スチュワート/カーク・アセヴェドほか
公開日(制作年):2018年1月5日(日本では劇場非公開)
上映時間:103分
前作「インシディアス~序章~」はこちら!

ストーリー
非常に高い霊力を持っているがゆえ、幼いころから幽霊を日常的に見ていたエリーズ。
しかし両親や弟はその存在を見ることができないため、彼女はとても辛い状況に置かれていた……。
父親と折り合いの悪かったエリーズ
エリーズがまだ子どもだった1953年、エリーズは弟のクリスチャンと両親の4人家族。父親は刑務所で刑務官の職についていましたが、ときにはその立場から死刑執行を行うことも。
そんなある日、エリーズは処刑された囚人の幽霊を見たと言ってしまったため、母親は心を痛め、父親はエリーズがからかっているのだと苛立ちを募らせていました。
とある夜の出来事がきっかけで母親が亡くなり、その状況から父親はエリーズの話が本当だったと理解するも、ぎくしゃくした関係を改善することができず、エリーズは一人家を出て行くことに……。
年老いたエリーズが受けた依頼先は…
実家を飛び出してから数十年。
霊能力者として活躍していたエリーズの元に1本の電話が入ります。しかし依頼者の住所がまさかの実家の住所で、エリーズは閉口してしまうのでした。
過去のことがあり一旦は断ろうとしたものの、このまま過去に縛られていてはいけないと、自分の過去を清算するために依頼を引き受けたのですが、状況は思わぬ方向へと動いていきます。
予告動画
感 想
時系列的には3(序章)と1の間になります。
幸せな幼少期だと思っていたら大間違い!
エリーズの人生は波乱万丈だった!!
父親はDV野郎?
映画前半はエリーズの幼少期~実家を飛び出すまでが描かれているんですが……。
何となく、このお父さんエリーズが幽霊を見たといわなくても、普段から暴力をふるっていたのでは?と思ったのは私だけでしょうか?
母親との会話のやり取りをみていても、なんだか母親が父親に常にびくびくしているような、そんな雰囲気で夫婦なのにとても緊張しているような気がするんですよね。
お父さんは職業柄もあるのか、「俺の言うことが聞けないのか」って平気で言ってきそうなタイプで、気にくわないとすぐ折檻するような感じに見えたので、DV野郎だったんじゃないかと……。
もしかして母親も視える人だったんだろうか…?
エリーズが幽霊を見たということを、母親はあまり強くとがめていないんですよね。
「父親がうるさいから黙らせる」っていうのではなく、何となく母親も実は幽霊が見える人で、自身も今までそのことで辛い思いをしていたから、エリーズにあまりキツイ物言いしなかったのかなと。
ただ物語前半で亡くなってしまうので、エリーズの能力が遺伝的なものなのか、突然授かったものなのかはわかりません。
辛い過去を乗り越えてハッピーエンドと思いきや…?
映画後半で衝撃の事実が発覚するのですが、エリーズのダメージはかなり大きかったでしょうね。でも父親への恐怖心の克服、過去のしがらみを取り除くといった、過去との対峙は成功に終わったので一安心解いたところですが……。
ちょっと気づいてしまったのですよ。
ラストのあのドア。
ひょっとして1の心霊現象の原因作ったの、エリーズじゃ?
ドア、開けっ放しにしてましたよね?
……だとしたら3で自分が蒔いた種を回収したってこと?
エリーズさんってうっかりさんなのかもですね。
個人的にはこの作品、シリーズの中で一番好きかもしれない。
グロシーンはないですが、悪魔の登場シーンとか、ホラー苦手な人はちょっと怖いと思える描写があります。ホラー好きなら見ておいて損はない作品ですよ!