この作品は「R15+」指定作品です。
正体不明の「謎な存在」に追いかけられる恐怖!
恋人から移された「あるモノ」のせいで、命を狙われることに!
作品詳細
原 題:It Follows
監 督:デヴィッド・ロバート・ミッチェル
キャスト:マイカ・モンロー/キーア・ギルクリスト/ダニエル・ゾヴァット/ジェイク・ウィアリー/オリヴィア・ルッカルディほか
公開日:2016年1月8日
上映時間:100分
ストーリー
夕暮れ時の住宅街、アニーという少女が家から慌てて飛び出し、車に乗って何かから逃げようとします。
しかし翌朝、海岸で無残な遺体となって発見されてしまうのでした。
恋人の態度がおかしいことに気づく
ジェイは恋人のヒューが、「自分には見えない人間が見える」と言われふざけているのだと思っていました。そして何度かデートを重ね、初めて体の関係を持ったのは廃墟前に停めた車の中。
ジェイは行為が終わったあと薬で気絶させられ、目覚めると下着姿のまま廃墟の中で椅子に両手足を縛り付けられた状態で座らされていて身動きができません。近くにいたヒューは懐中電灯を手にしきりに周囲を気にしていました。
ヒューは目覚めたジェイに「すまない」と言うも、いきなり外の見える位置に椅子ごとジェイを連れていきます。
廃墟の外には全裸の女性がいてこちらに向かって歩いてくるのが見え、あれは何なのかと聞くジェイに、「あるモノ」は性行為で相手に移すことができるから、ジェイも性行為で他人に早いうちに移せと言います。
そしてあるモノは頭がよいが動きは遅いので、車で移動して時間を稼げといい、ジェイを連れて廃墟から逃げだすのでした。
自宅に戻ったジェイは「あるモノ」に追われる立場に
その頃ジェイの家では妹のケリーが友人のポールとヤラの3人で、ビールを飲みながらトランプをしていました。このときジェイが自宅前で車から下着姿のまま路上に放置されたのを見て、慌てて警察を呼びます。
警察の質問に合意の上だったとことを認めたジェイ。しかしヒューの家のことを尋ねられると、彼の家に入ったことはないとことに気づくのでした。
警察の捜査の結果ヒューという名前は偽名で、これ以降ヒューはジェイの前に姿を現すことはありませんでした。
ジェイが移されたものは……
「移す」ということを言っていたため、念のため病院で検査を受けるも特に何もなく、数日が過ぎていきます。時間が経つにつれ何とか心の傷が癒え、大学に行き始めたジェイでしたが……。
授業中にこちらに向かって歩いてくる「あるモノ」の姿を見てから、追われる恐怖が始まります。
予告動画
感 想
結局追ってくるものって何だったのか……。
ラストも終わりのようで終わらない感じでモヤモヤが残ります。
お巡りさんこっちですぅ~!!!
って叫びたくなるのは私だけか。
追いかけてくる「アレ」ですが、毎回違う姿で下着姿とかならまだしも、全裸って……。
しかもストーリー途中で、全裸のおっさんの姿で屋根の上に立ってるとか……。
変態な霊に追っかけられてるいても納得されそうな気がします、っていうか、追いかけてる「アレ」露出狂だろ(何)。
その人が怖がっているものとかなら、もう少し恐怖感あったかも。
「引き離しても必ず追いついてくる」っていう点では怖いと思うのですが、追いかけてくる方の動きが遅すぎで、緊張感が薄すぎな感じがしました。
自由奔放さが身を亡ぼすってこと?
「あるモノ」を移すために、性行為しなきゃならないってことで、自由奔放過ぎると怖い目に遭うよ、っていうメッセージでもこめられられているのかなとも思いましたが……。
それこそエイズとか、不特定多数の相手と関係を持つことで病気を移されたり、トラブルに巻き込まれるなんてことも珍しくないですしね。
不気味さはあるけどグロはない
ホラーというとやっぱり苦手な人にとっては、痛いシーンとか、グロ描写があるかどうかが気になると思いますが……。
追いかけてくる「アレ」は不気味さはあるものの、見た目的に汚れてる感じはありますが、ゾンビみたく気持ち悪い、という感じはなかったです。
ホラーというほどではないけど、何となく不気味さのある作品観たいという人にはオススメ……かなぁ?
暇つぶし程度に観るならいいかもしれません。