【御朱印スタンプあり】太田姫神社(東京都千代田区)

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御茶ノ水のビル群の中にひっそりと建っている「太田姫稲荷神社」。

宮司は例大祭などのときにしかいないため、御朱印は拝殿にある「スタンプ」で自分で押す形になっています。

駅から2~10分ほどとアクセスは良いのですが、裏通りに入らなければならないので、見つけにくいという人もいるようです。

※こちらの写真は2017年に撮影したもので、「オカルポ」さんに寄稿した際に使用したものを使わせていただいています。

太田姫稲荷神社の基本情報

・御祭神:
宇迦之御魂神(うかのみたまのかみ)
相殿:菅原道真公・徳川家康公
・御神徳:商売繁盛・出世開運・学業成就・病気平癒・満願成就・豊作
・住 所:千代田区神田駿河台1-2-3

・駐車場:なし
・最寄り駅:
JR中央・総武線 御茶ノ水駅
東京メトロ丸ノ内線 御茶ノ水駅・淡路町駅
東京メトロ千代田線 新御茶ノ水駅
・開門・閉門時間:24時間参拝可能
・御朱印授与時間:拝殿のスタンプを押すので24時間可能
・公式サイト:なし
・公式Facebookページ:なし
・公式ツイッター:なし

太田姫稲荷神社の御由緒

太田姫稲荷神社は戦国時代に建立された神社の中で、古い由緒を持っている神社のひとつです。その歴史は神社にまつわるとされている古絵巻などから、読み取ることができます。

古絵巻による御由緒

百人一首にもその歌を使用されている参議・小野篁(おの の たかむら)は、平安時代では漢詩人の第一人者ともいえる人物で、遣唐副使に選ばれていますが、残念ながら唐に渡るのに失敗します。

そして上司によって讒言されることで、罪を着せられ流罪に処せられます。承和6年に小野篁が伯耆国名和港を出港後、高波や雷鳴が鳴り響くほど海が荒れ、船が海中に引き込まれそうになったそうです。

このとき小野篁が衣冠を正し船のへさきに座り、普門品と呼ばれる観音経を唱え始めると突然波の上に白髪の老人が現れ、「あなたは才職に類ない人材だから、流罪になっても、すぐ都に呼び戻されるだろう。でも天然痘を患うと命の危険がある。私は太田姫の命です。私の像を日ごろから祭ることで、天然痘にかかることはないだろう」とお告げをし、八重の汐路をかき分けつつかき消すように姿を消したそうです。

このお告げどおり小野篁は翌年には都に呼び戻され、小野篁は自分で太田姫の命の像を彫り、常に持ち歩いていました。そしてその後山城国の南にある、一口の里(いもあらいのさと)に神社を建立し、祝い祭ったといわれています。

病気平癒による御由緒

江戸時代には、江戸の開祖・太田資長朝臣(後に道灌と呼ばれます)には、愛しい姫君がいたのですが、とても重い天然痘(当時は疱瘡とも)にかかっていました。

このときとある人から一口稲荷神社のことを聞き、急使を遣わせ伊太田姫の命に姫君の病の平癒を祈願しました。そして急使は祈祷の一枝と、幣を神社に捧げて戻ってきたのですが、その途端姫君の病がぬぐうように癒えたそうです。

資長朝臣は崇敬の念がとても深く、場内に一社建立・崇拝し、姫君も信心し仕えるようになったのです。とあるときに太田姫の命が白狐の姿で現れ、「城の鬼門を守る」と信託したので、神社を鬼門に移し、太田姫稲荷大明神として奉唱するようになったといわれています。

太田姫稲荷神社の境内の様子

こんな感じでひっそりとした雰囲気の神社ですが、割と地元では有名なのかお昼休み時間帯に参拝に来る方も多いです。

正面の階段を上ってすぐ左手に手水舎があり、水があふれてはいるんですが、新しい水が流れていないことがあります。

宮司不在で手入れがあまり行き届いていないのか、夏場は溜まっている水の中にとボウフラが肉眼で確認できることも。なので、太田姫稲荷神社に参拝するときは自分で水を用意して、手水舎で持参した水で清めたほうがいいでしょう。

拝殿はこんな感じ。

たまにおにぎりやワンカップなどのお供えがおいてあることがありますが、宮司不在なのでお供えはお参りが終わったら持ち帰ったほうがよいと思います。

太田姫稲荷神社の御朱印・御朱印帳

宮司さん不在ということで、太田姫稲荷神社ではお守りや御朱印帳などの販売も行っていません。御朱印に関しては、拝殿に御朱印のスタンプが設置されていることがあります。

綺麗に撮影できていなくてすみません……。

こんな感じでスタンプ台とスタンプが設置されていますが、持ち去りできないように板に鎖でつなげてあります。

スタンプを押すとこんな感じで日付などは自分で記載しておかないと、いつ行ったか分からなくなりますね。

年始は10日くらいまで置いてあるようですが、それ以外の時期に関しては不明です。6月くらいに行ったときにもあったので、ずっと設置してるのかもしれませんが……。

 

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