関東一ともいわれ、全国でもランキング上位に入るほどの強い力のパワースポット「三峯神社」。御眷属は「お犬様(オオカミ)」と、他の神社とは明らかに異なる雰囲気で、境内は神秘的な雰囲気に包まれています。
全国から参拝者が訪れるほど有名な三峯神社では、御眷属拝借も行っているほど。パワースポット巡りを行っているのなら、一度は訪れたい神社です!
※こちらの記事で使用している画像の一部は、以前「オカルポ」さんに寄稿した際に使用したものもあります。
三峯神社の基本情報
・御祭神:伊弉諾尊(いざなぎのみこと)・伊弉册尊(いざなみのみこと)
・御神徳:家内安全・夫婦和合・諸難除け・火難・盗難除け・五穀豊穣
・住 所:埼玉県秩父市三峰298-1
・駐車場:あり(駐車料500円)
・最寄り駅:三峰口駅から西武バス
・開門・閉門時間:昇殿参拝:9:00~16:00
・御朱印授与時間::9:00~17:00
・御朱印の初穂料:300円
・公式サイト:http://www.mitsuminejinja.or.jp/
・公式Facebookページ:https://www.facebook.com/mitsuminejinja/
・公式ツイッター:https://twitter.com/mitsuminejinja_
三峯神社の御由緒
三峯神社の御由緒はとても古く、景行天皇が日本国内を平和にしようと、皇子・日本武尊(やまとたけるのみこと)を、東国による使わせるところから始まります。
日本武尊は今の山梨(甲斐国)~群馬(上野国)を経て、碓氷峠へ向かう途中に三峯山に登りました。この山川がとても清らかで美しい様子を見て、国作りを行ったに伊弉諾尊(いざなぎのみこと)と伊弉册尊(いざなみのみこと)をしのび、三峯山にこの二神をお祀りするためのお宮を造営し、日本が永遠に平和であることを祈ったことが始まりと伝えられています。
名称に関しては、景行天皇が三山が高く美しい状態で連なっていることを聞き、「三峯山」と名付けお社に「三峯宮」という称号を与えられたそうです。
さらに聖武天皇の時代になり、国中に流行り病が蔓延した際に、聖武天皇が諸国の神社を巡って、病気平癒を祈り、三峯宮に葛城連好久公が勅使として遣わされたことで、「大明神」の称号を奉られたそうです。
そして文武天皇の時代になり、修験者の祖役と言われる役小角(えんのおづぬ)が、三峯山で修業していたといわれており、このころから修験道者が三峯山で修業を行うようになったとも伝えられています。
ロープウェイは2006年に廃止!
以前は大輪駅~三峰山の山頂までロープウェイがあったのですが、金属疲労などが激しく危険な状態だったことと赤字運営だったため、2006年に廃止されています。
なので三峯神社に行くには、駅からバスを利用するか、マイカーという方法しかないようです。金銭的に余裕があるならタクシーでもよいかもしれませんね。
御眷属は「お犬様」
三峯神社では日本武尊(ヤマトタケル)の道案内をしたとされている、「オオカミ」が御眷属となっています。古書にはオオカミは三峯山の霊気のことを指すともいわれていますが、とにかくパワーが強く祓い清め・災いを除く力に長けているそうです。
熱心な方だと、「御眷属拝借」を行い、一家の無事息災を願うほど。
ただし御眷属拝借はお札を借りるだけではなく、毎月決まった日にお供えをしなければならないなど、いくつかの注意点があります。御眷属拝借を行う場合は、きちんと指示された方法でお祀りしましょう。
三峯神社の境内の様子
三峯神社は駐車場から本殿までの道のりがかなり長いです。山頂にあることから、急な坂や階段が多いので呼吸器系や膝が弱い人は、休みながら風景を楽しみつつゆっくり歩くことをおすすめします。
私は膝と呼吸器系両方とも弱いんですが、駐車場から鳥居までの坂で息切れ起こしてました。
こちらは随神門。
この門の前にも狛犬がいます。
他と比べるとやっぱり犬やオオカミといった雰囲気のする狛犬です。
三峯神社では参拝ルートが表示されているので、道に迷うことはありません!
今回撮影しませんでしたが、日本武尊(ヤマトタケル)の像なんかも境内にあります。
こちらは辰年の2012年に突然現れたと言われる龍。
石畳に現れたもので、水をかけることで浮かび上がってきます。
摂末社も数がすごい!
(画像少しブレ気味ですみません)
こちらはご神木。
参拝者が触れている部分は、つるつるになってすり減ってます。このご神木に触れると、その気をいただくことができるそうです。
拝殿はかなり豪華なデザインで、やっぱり他の神社と比べると違うなぁという印象。
ちなみに拝殿前に「ポケモンGO禁止」という貼り紙が。こんなとこまで来てやる人いるんだ……と、ちょっとドン引きしました。
三峯神社の御朱印・御朱印帳
三峯神社ではオリジナルの御朱印帳が3種類あります。一番高いものは木製っぽい感じで通常の倍くらいの料金で、一番小さいサイズのものはビニールのケース付きです。
ちなみに三峯神社で御朱印帳と御朱印をセットで頼むと、「最初の2ページに関しては伊勢神宮の内宮・外宮で御朱印をいただいてください」といわれ、2ページ開けた状態で渡されます。
絵柄付き御朱印に関しては紙に印刷されたものを渡されるので、後で自分で御朱印帳に貼り付けました。
「白い氣守」は平成30年6月1日から頒布休止中
三峯神社にはさまざまなお守りやお札がありますが、中でも毎月1日に頒布される「白い氣守」は、特にパワーが強いことで知られていて、人が殺到するほどでした。
しかし交通状況など整備面などで神社側が対応しきれないとなったからか、平成30年6月1日から頒布を中止しています。ただし平成32年12月31日までに毎月朔日・晦日に三峯神社内にある「興雲閣」に宿泊予定が決まっている場合は、「白い氣守」を頒布してもらえるようですよ!